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これからの知的障害者支援職員に求められる資質

昨日、某施設のケア会議に参加してきました。
以前に紹介したIQが90を超える「知的障害」の方が、正式にその施設の通所のサービスを利用されることになったために支援計画を作成する会議です。

その施設では、以前より発達検査の結果を参考に支援計画を立てる手法をとっており、「新版K式発達検査2001」については、ほとんどの職員がその結果を理解することができるのですが、この利用者さんに適用された検査は「WAIS-Ⅲ知能検査」であったために、会議の前半に「WAIS-Ⅲ知能検査」についての解説をしました。

心理職にすれば、心理検査を適用する場合には、一定の判断に基づいていくつかの心理検査を選択することは常識なのですが、施設職員にとってはすんなりと理解できることではなかったようです。

今日はこのことがメインではないので、検査の仕組みや使い方については省略します。

で、もうひとつの、というか職員にとって今回の最大の関心事は、この利用者さんにどう接すればいいのかわからないということでした。
今まで経験してきた利用者さんの場合は、こういえば反応されるだろうとおおよそは予測できるのだが、この利用者さんの場合はその予測ができないので、思い切ったかかわりができない、とのことです。

医師による診断を受けておられないので断定はできませんが「アスペルガー障害」と思われるので、この判断に基づいて関わり方について助言をしました。

ただ、児童相談所の判定の変化や「障害者自立支援法」を受けて施設は多事業化せざるを得ない現状をみると、今まででは出会うこともなかったさまざまな事例に対応せねばならないことがますます増えると思われ、施設職員に求められる資質も多様化してくるものと思われます。

各々方、ゆめゆめ研鑽を怠ってはなりませぬぞ!!!


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プロフィール

次郎おじさん

Author:次郎おじさん
障害者施設で心理屋をしていたのですが、明日の障害者福祉を背負って立つ若い人を育てたいなどと、とんでもないことを夢見て大学の教員に転身して早10数年。
それは妄想だったと気が付いたのですが、もはや手遅れ。
思ったほど成果が上がらず、身の程知らずと反省の毎日です。
さらには、家庭でも何かと家族から疎まれ始め、いまや一人で時間をもてあましております。

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