FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ラス前(まえ)

今日は、2001年10月から毎月1回、休まずにお手伝いさせていただいてきた某園の外来心理相談会のラス前(まえ)会でした。

今日も前回終了時に感じたのと同じ無力感というか、空しさを感じています。
今日も4組の相談があり、その何組かは何度目かの相談であり、また何組かは再度相談を希望される可能性が高いのですが、これでいいのかとの思いを消すことができませんでした。

この相談会を失うことは、臨床現場を持たない私にとって、当事者の方と出会える唯一の現場でしたから、片腕を、いや片腕以上をもがれるに等しいことです。
それほどのダメージになるにもかかわらず、辞める理由はふたつ。

ひとつは、本当に必要な支援を相談者に提供できなかったこと。
毎回、全組とも真剣に相談を受けてきた自信はありました。
例えば、自閉症の子どもさんの相談で、TEACCHプログラムの適用が有効であろうことを説明し、親さんに理解してもらうまではやれたことは何度もありました。
しかし、その後の具体的な援助ができないがために、いつまでたっても実施にはつながらず、何年もたって、再び不適応行動が悪化したと相談にこられる親さんがあとを絶たないのです。
視覚支援などの支援プログラムは、個々の障害特性に応じてできるだけ具体的にアドバイスする必要があることは、皆さんもよくご存知のことと思います。
つまり、何ヶ月かに1回、間が空く場合は何年かに1回の私のアドバイスだけではこれは不可能で、それを補うには、日々とまでは言いませんが、比較的短期の周期での具体的な援助が不可欠なのです。
今のままの方法では、本当の意味での継続的支援には程遠いと言わざるを得ません。
これは、私の信条からすれば、責任のある支援とはいえません。

それと、もうひとつ。
大変おこがましいのですが、後継者の育成ができなかったこと。
確かに、様々な相談に応じたり心理検査をこなすには、それ相応の経験が必要なことは言うまでもありません。
しかし、どんなに豊かな経験がある方も、まずは最初の事例から始まるわけです。つまり、経験を積むためには、いかに困難な事例ではあっても、まずは実際の事例をこなし、それをこつこつと積み重ねなければならないのです。
このことを一緒に仕事をしてきた方々に伝えてつもりなのですが、アクションを起こしてもらうまでにはいたりませんでした。

勤務する大学に、大学院か相談機能があれば実現できると思いますが、残念ながら、後継者育成は現状ではあきらめざるをえません。
これは、ある意味では、最後(?)の転職が失敗だったといえるかもしれません。

ともあれ、この相談会が、4月からどうなるのか、某園とのお付き合いがこれでこれで終わってしまうことを確認することになることを避けたい気持ちから、どうなるのかは確認していませんが、できればもっと優秀な心理屋さんでぜひとも継続していただき、相談を希望される当事者の方のために、真の継続相談システムを確立していただきたいと願うものです。


ワン・クリック、よろしく!
   ↓   ↓

スポンサーサイト

社会福祉法人○会職員研修

知的障害児・者と精神障害者の施設を運営されている社会福祉法人○会の職員研修会にお招きいただきました。

テーマは「発達障害の理解と支援」。

18時半から20時まで講義して、あと30分の質問という時間配分でしたから、とてもこのテーマ全部を話すことは不可能です。

そこで、「今日は「発達障害の理解」だけにして、「支援」は予告のみとします。ですから、もう一回、機会をください」と最初に勝手に宣言して、講義を進めました。

うれしかったのは、次から次と真剣な質問があり、20時半が過ぎても終われないほどだったこと。

ここ何ヵ所かでの同じような職員研修では、まったく質問がなくて自己嫌悪になっていたのですが、今日はとても充実した研修会となりました。

次回も頑張ってお話し、皆さんのお役に立てたらと強く思ったしだいです。


ワン・クリック、よろしく!
   ↓   ↓

幼稚園での発達相談

某幼稚園の園長から、発達に気がかりのある子どもが何人かいるので、発達相談を受けてくれないかとの依頼があり、お邪魔してきました。

年少・年長児とも10名弱で、全園で20名にも満たない小さな幼稚園ですが、1時間ほど見学させていただくと、確かに数名の気がかりな子どもがいました。

詳しくは述べられませんが、幼稚園の先生方が発達が気になる子どもは、少なくとも3つに分類できるようです。

ひとつは、ボーダーないし軽度の精神遅滞が疑われるタイプ。
ふたつは、自閉症、アスペルガー障害、あるいはAD/HDなどの発達障害が疑われるタイプ。
それと、親の要求水準が高すぎたり愛情要求が満たされないことなどによる情緒障害が疑われるタイプ。
です。

大事なことは、原因を正しく把握してから対応を考えていくこと。
その意味では、幼稚園の先生の教育が急がれます。


ワン・クリック、よろしく!
   ↓   ↓

溺れていても、わらさえつかまない???

知的障害者施設某園のケース検討会にお招きを受け、参加してきました。
某園には、2年ほど前から年に1、2回、お誘いを受け、今年度も2回目となります。

支援に苦労されている事例が2事例準備され、これまでの取り組みや現状を分析して、今後の支援計画案について、福祉心理屋としてアドバイスさせていただきました。

今日の事例は、2事例とも、タイプは違いますが、自閉症の事例でしたので、あらかじめ準備した「自閉症の理解と支援」の資料を使って、自閉症支援のポイントを解説してから、検討に入りました。

しかし、いろいろ取り組みを提案するのですが、どれにも積極的に賛同していただけないのです。

そこで感じたこと。
「あなた方は、この方の支援に本当に困っておられるでしょうか?」

本当に困っているのであれば、言い換えれば、今までの自分たちの取り組みが全く功を奏しないのであれば、自分たちの無能さを素直に受け入れ、新しい取り組みにチャレンジすべきです。


ワン・クリック、よろしく!
   ↓   ↓

うれしいものですね。

知り合いのあるお母さんから「次郎おじさんのブログ、時々見てますよ」とメールをいただきました。

うれしいものですね。
頑張って更新しないと・・・

で、「情報提供しないと」と大上段に構えるのではなくて、もっと気楽にと思ったのですが、要は、もう少し身元がわかってもいいやとふんぎれるかどうかですね。


ワン・クリック、よろしく!
   ↓   ↓

水曜倶楽部オフ会

水曜倶楽部員のOさんからの依頼で、久しぶりに水曜倶楽部オフ会を開催しました。

場所は、JR某駅前の定食屋さんの2階座敷。
参加者はOさんと同じ知的障害者通所施設某センターに勤務されている支援員さん7人。

皆で思い思いの定食をいただきながら、2時間ばかり、日々の仕事で困っていることを報告していただき、福祉心理屋としてアドバイスさせていただきました。
皆さん、積極的に質問され、私の説明を熱心に聞いていただき、充実した時間となりました。

ただ、ひとつ気になったことがあります。
それは、わが業界はまだまだ誰でも支援員になれるのだなあということ。

専門的な教育を受けて者がすべて優秀な支援員になるとは思っていませんが、仮にどうしても素人を採用せざるを得ないのであれば、採用直後に支援員に必要な知識について、最低限の研修を行うべきです。
それが、利用者さんに対する最低限の支援保障だと思います。


ワン・クリック、よろしく!
   ↓   ↓

「Sの家」発達相談

今日は知的障害者通所施設某家の発達相談の日でした。

毎回、利用者さんに発達検査を実施し、その結果を基に、職員全員参加のケア会議をします。

某家には、もう数年前からほぼ月1回の頻度でかかわらせていただいていますが、今日、施設長より「次年度からは法人全体にかかわってくれないか」とのお申し出を受けました。

新年度より新法体制に完全移行されることを受けてのことのようですが、これまでの仕事が評価されてのことと喜んでおります。


ワン・クリック、よろしく!
   ↓   ↓

プロフィール

次郎おじさん

Author:次郎おじさん
障害者施設で心理屋をしていたのですが、明日の障害者福祉を背負って立つ若い人を育てたいなどと、とんでもないことを夢見て大学の教員に転身して早10数年。
それは妄想だったと気が付いたのですが、もはや手遅れ。
思ったほど成果が上がらず、身の程知らずと反省の毎日です。
さらには、家庭でも何かと家族から疎まれ始め、いまや一人で時間をもてあましております。

カレンダー
01 | 2009/02 | 03
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
FC2カウンター
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
リンク
カテゴリー
月別アーカイブ
ブログ内検索
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。